Hotwired:脳の信号で人工腕をコントロールする実験、サルで成功

 結果をフィードバックしない「開ループの実験は、非常に精度が低かった。しかし、サルが実際に人工腕を見て、自分の行為の結果を確認する閉ループの実験は、全く新しい研究領域を開いたといえる」とシュウォーツ教授は述べた。

 「人工腕をコントロールしているが自分だということを、サルに認識させるのがいちばん大変だった。人工腕を思うようにコントロールできることをサルが理解し、自身の思考との対応関係を飲み込むまでに、非常に長い時間がかかった」とスポールディング氏は説明する。