Kenn's Clairvoyance:情報・時間・コミュニケーション、そして意識(4)
無意識によって予め準備された選択肢を、0.5秒後になってから実行するか抑止するかの決定権限しか与えられていない、自由意思という幻想に支えられたはかない存在である意識というものが、何の根拠もなく自己を変わらないものと規定したがっている。
解釈のないところに情報は実在しないということである。
- 松岡正剛の千夜千冊:『確実性の終焉』イリヤ・プリゴジン
- 松岡正剛の千夜千冊:『一般システム理論』ルートヴィッヒ・フォン・ベルタランフィ